旅行計画/クルーズ旅行/料金の目安と予備知識

ちまちまと設計書を書いているすがら、相方から「豪華客船に乗ってみたい」という話がでた

豪華かどうかは置いといて、客船でいくクルーズ旅行というのは前から気になっていた

なので、いろいろと調べてみた

*今回はいつもよりさらに、調べながらのメモなので(調べることが多い!)

事実と違う場合が多々あると思われるので、ご容赦を

クルーズ経験者の方の「それは違うぞ!」というツッコミは大歓迎です

豪華客船ってお高いんでしょ?

まず気になるのはこれだ

一般的な庶民であり、搾取されるしか能が無い身としては、豪華客船などお高すぎて調べる気にもならないものだ

なのでまずは、値段から調べてみることにした

下記は、2名1室の一人当たりの具体的な値段だ
(2016/3 現在)

まずは比較的手軽といわれる日本発の外国船のクルーズをみていこう

以下に挙げたものは、日本でのクルーズを多く行っており、クルーが日本なれしており、しかもチャータークルーズなので乗客も日本人が多い

まさに、外国船の日本仕様、といった感じだ

(日本船のほうが手軽なのでは?と思うかもしれないが、日本船はラグジュアリクラスで、高いのだ)

1.コスタビクトリア 横浜発鹿児島着 GW4日間 39800円

2.マリナー・オブ・ザ・シーズ 横浜発上海着 GW5日間 58000円

3.ダイヤモンド・プリンセス 横浜発神戸着 GW5日間 97000円

と、けっこう安い

一日1万円以下のものもある、しかもGWでだ

この料金には、クルーズの、移動費、宿泊費、食費、館内施設利用料、すべてが入っている

(もちろん、一部有料の館内設備がある、しかしほぼすべて無料だ)

あれ?けっこう、どころかかなり安いぞ?

陸でそれなりの部屋に3食つければそれだけで3万円ちかくする

なんともやる気のでてくる料金だ

もっと具体的に見ていこう

安いものには当然理由がある、裏がある

はたしてそれが、許容できるものか見ていこう

追記

5月のヨーロッパクルーズというのはオフシーズンなので安いようだ

混雑する国内旅行は止めて、思い切ってヨーロッパクルーズにするのも良いかもしれない

わずらわしい渋滞や、ホテル間の移動などもしなくていいので「休暇なのに家族サービスで休めていない」と嘆いているお父さんには特にお勧めだ

また、クルーズでは各社とも、大人二人いれば子供2人までは無料、というキャンペーンを行っている

1.コスタビクトリア 横浜発鹿児島着 GW4日間 39800円

コスタビクトリアとは

世界最大の客船運航会社である(傘下の運航会社の数はなんと20社!)カーニバル・コーポレーションを親会社とする、コスタクルーズが運行するカジュアルクラスのイタリア船籍

7.5万トンの中型船で(すこし前までは大型船だ)2013年に35億円かけて改装とのことで古さはそれほど気にならないようだ

全長253m、乗客数2394人、乗組員数790人、比率は乗組員1に対して乗客3

ということで、今回上げたプランのうちでは、最も小さい客船になる

(とはいえ、十分大きいのだが)

39800円という値段は内側キャビン(客室)で船尾または船首側だ

海側のキャビンになると59800円、海が見える丸窓がついただけで2万円アップだ

海側バルコニーつきになると79800円、4万円も上がる

4日間のクルーズでは船内探索や寄港地観光に忙しくて、部屋は寝るだけ、ということも多いようで、まずは安価な内側キャビンで行くのがいいかもしれない

上記の料金に加えて、別途に

港湾税 9000円(高い!)

船内チップ 36USドル

がかかる

チップは日本人にとっては厄介なシステムだが、旅行代金に自動で加算されるシステムで、船員(クルー)に直接渡す必要はない

近年はどこも明朗会計につとめているようで、個人間でのチップの受け渡しというのはあまりないようだ、封筒にお金をいれて、船内のポストに投函するという方式もある、これなら誰がいくら払ったかは誰にも分からない、いいシステムだと思う

食事と館内施設の利用料は旅行代金に含まれている

とはいえ、やはり別料金をとられるものもある、旅行代金が格安なかわりに、別料金で出費が嵩むのでは?というのが気になる

どんなものがあるのか、クルーズハンドブックを見ながら挙げていこう

オプショナルツアー

ルームサービス

ミニバー

スパ

写真

インターネットアクセス

クリーニング

メディカルセンター

水以外のドリンク

バー・カフェ

有料レストラン

ざっと挙げて、こんなところのようだ

オプショナルツアーは船主催の現地ツアーだ、なれない土地で遠出するのなら利用したい、もちろん、寄港地で降りて、ぶらぶらと散策するだけならお金はかからない、ショートクルーズでは観光はそこそこにして、船内でゆっくりするのも良いだろう

ルームサービス、部屋のバルコニーで優雅に朝食を、といきたいがショートクルーズではあまり利用しないのでは?とはいえ多くは24時間対応で、代金もそれほど高くないようだ(特別メニューでも3000円程度)2016年からコスタでは無料、という記述も見かけた

ミニバーは部屋の冷蔵庫に入っている飲料のこと、大抵の船にはメインダイニング以外にビュッフェやグリルがあり、そこにセルフサービスのドリンクがあるので、部屋のミニバーはあまり利用しないのでは、と思う

スパはもちろん有料だ、エステだけではなく、理髪店を併設している船もあるようだ、コスタビクトリアはスパに力を入れているようだ

写真は乗船時やフォーマルディナーなどで撮ってもらえ、フォトショップで買える、これがなかなか高額で(2000円くらい?)記念に一枚、といわれてもなかなか・・・

インターネットアクセス、外洋にでると携帯電話はつなげないので、陸との連絡には必要だ、航海中に使えるアカウントを買って、パソコンルームで使用したり、従量制であったり、Wifiが利用できたり、などなどさまざまだ

クリーニングもやはり別料金ではあるが、無料のコインランドリーがあるのであまり利用しないだろう

メディカルセンター、医務室は当然有料で保険もきかない、海外旅行保険は適用されるようだ、また、医師が診るか看護師が診るかで料金が違うようだ

水以外のドリンクは、パブリックスペースにあるセルフのソフトドリンク以外はだいたい有料になり、バーやカフェで注文するとだいたい一杯400円程度かかるようだ、アルコールなら800円程度か?ミニバーと一部の高級酒を除いたドリンクが飲みほうだいのドリンクパッケージがあるが、団体のうち一人はソフトドリンク、もう一人はアルコール、などといったことはできず、団体全員に適用されるようだ、なので、片方はアルコールがダメ、となるとアルコールパッケージは割高になる

カフェ・バー、船内には各所に飲食できるスペースがある、だいたいは入るのはもちろん無料だし、軽食も無料の場合が多い、有料なのはドリンクで、これもセルフサービスの簡単なドリンクは無料の場合が多い

有料レストランはメインダイニングを避けたいときに利用するのが主なようだ、ラグジュアリーなレストランもあれば、わりと安価な(3000円くらい?)レストランもあり、混雑などを避けたいときにはアリだろう

こうして有料サービスをみていくと、利用しなくても不自由ないように思える

館内のアミューズメント、パブリックスペース、ショーなどは無料なので、それほど気にする事はない

個人的には酒を飲みたいので、ドリンクパッケージの値段は気になる

アルコールを含むパッケージの場合一人一日25ユーロ(約3150円)

これは思ったよりぜんぜん安い、15%のサービス料金も含まれている

とはいえ、元をとろう、という感覚で買うとそのうち嫌気がさすだろう

ロングクルーズになるともうセルフのでいいや、となることも十分に予測できる

ドリンクパッケージの最大の利点は、各所ダイニングやグリル、バーやカフェでの食事でドリンクの料金を気にせずに済む、ということかもしれない

横浜発で鹿児島着、ということで各地からの交通手段と帰りの飛行機を手配しないといけない

個人で手配してもいいが、客船を手配する旅行代理店が往復の交通を確保してくれる

たとえば大阪、京都から15000円で船までいける、ちゃんと横浜駅から船着場の横浜大桟橋までの送迎がついている

帰りの鹿児島から東京羽田までは15000円で手配してもらえる

個人で手配してもいいが、クルーズと一緒に申し込む事で、クルーズの予定が急遽変わったりしても、旅行会社が対応してくれるので慌てずにすむだろう

なお、新横浜駅から乗船する横浜大桟橋まではけっこうある

車であれば駐車場が1日1000円なので、車でいくのが楽かもしれない

最終的にかかる金額としては

新横浜までの交通費+旅行代金+税、チップ+船内での諸費+鹿児島からの帰りの交通費

となる

安く見積もっても、旅行代金に+3万の費用がかかると見て間違いないだろう

それに加えて、オプショナルツアー、有料の飲食、土産代、などが加算されていく

船内設備

コスタ・ビクトリアの船内の主な設備を見ていこう

すべて基本的に無料だ

まず目に付くのが7層ぶち抜きという強度がすこし心配になるエントランスのプラネタリウム・アトリウムだ、3層吹き抜けなどはどの客船にもあるが、7層はかなり豪快だ、デッキプラン(各階の見取り図)を見た感じではデッキ11(11階)からデッキ5まで自然光を取り入れるようになっているようだ、これなら船内という狭く息苦しい感覚はなくなるだろう

エントランスも含め各場所に設置されているタッチパネルで各種情報やレストランの予約、清算につかうクレジットカードの登録ができる、各国語対応だ

他に、劇場、シアター、スポーツコート&ジム、プールにジャグジー、カジノと、まさに豪華客船といった趣だ

劇場では、マイケル・ジャクソンのそっくりさんのショーが人気の模様

中でもよさ気なのがリラクゼーションスポットのポンペイ・スパ

温水のプールとジャグジーがあり、隣にはジムが併設されている、そして注目なのはサウナがあることだ、これは客船には珍しい、すべて水着の着用が義務付けられる

雰囲気も良いようで、身体を冷やしがちなクルーズには嬉しいスポットだ

スパは別料金となる

※これ以降もそうだが、コスタは情報がすくなく詳細に調べる事ができなかった、無念

食事

メインダイニングは2箇所ある

どの客船もそうだが、メインダイニングでの食事は席と時間が指定され、全クルーズを通して固定される

カジュアル船のメインダイニングというのは、あまり期待してはいけないものだが、コスタビクトリアはイタリア船ということもあって、なかなか良いようだ

とくにデザートは人気がある

ボレロ・ビュッフェ、なんとメインダイニングと同じメニューが並んでいることもあるようで、要チェックだ、堅苦しく、サーブの遅いメインダイニングよりも気軽なビュッフェのほうが良い、という人も多いのでは?

ドリンクバーもあり、ほぼ一日中オープンしているのでよく通うことになるだろう、ドリンクバーも含め無料だ

ビュッフェのそばにはグリル&アイスクリームバーがある

これらはデッキ11にある、さらに上のデッキ12の後方に

ピッツェリアがある、美味しいと評判だがなかなか奥まった位置にある、麺類も提供するようだ

以上のレストランはすべて基本的に無料だ

有料のスペシャリティ・レストランとしては、マグニフィコがある

予約制で、席料(カバーチャージ)を支払って、あとは食べ放題というスタイルだ

ただし、アルコールや一部のソフトドリンクは有料だ

客室

内側キャビンは鏡もなく、暗さと閉塞感が気になる

パシフィカ、アトランチカ、ディアデマ、いずれも内側キャビンに鏡があるというコメントをいただいた

おそらくヴィクトリアにも鏡があるのだろう

鏡の有無で部屋の明るさと閉塞感はかなり違うようなので、チェックしておきたいところだ

・・・・ほんとコスタは情報がすくなくて、特筆すべきはこれくらいしかなかった

どの客船もそうだが、アメニティに歯ブラシと歯磨き粉がない

シャンプーやボディソープもイマイチな場合が多いため、持参するようにしよう

言葉の壁

英語がダメダメな俺としては、外国船に乗るには言葉が通じないことが気になる

外国船の日本発着プランでも、船内での言語はやはり基本的に英語だ

しかし、このクルーズのような日本代理店が販売するパッケージには添乗員が乗船していることが多い

添乗員は大抵一人しかいないが、船内新聞の翻訳をしてくれたりする

最近では船員が無線ですぐに添乗員に連絡をとれるようにしているところもあるようで、言語の違いによるトラブルはそれほどないだろう

また、コスタクルーズの日本発着船のプランは数多く、クルーも日本人なれしているようだ

ダイニングのメニューなども日本語で書かれている

添乗員とは別に、日本語を話せるクルーもいる、船によっては、日本語クルーが翻訳などをしてくれるので、添乗員は必要ない場合もある、要チェックだ

*船内新聞

船内新聞とは、入出港時間や日の出日の入りの時間、一日のイベントのスケジュール、などなど、船の一日のスケジュールが書かれている

参考(PDF)

旅行代理店の違い

さまざまな旅行代理店が、ほぼ同じコースの旅行をほぼ同じ値段で販売している

主体は客船を運航している会社なので、船内のサービスはそうかわらない

旅行代理店の違い、差が出るのは、船に同乗する添乗員の質

オプショナルツアーに参加する添乗員の質

代理店の用意するお得なチケット(たとえばドリンクパッケージが無料、など)

などで、いろいろな旅行記や口コミを見た感じでは、添乗員の質はピンキリなようだ

ひどいものでは、オプショナルツアーの添乗員が、参加者の人数確認しかしなかった、というのもある

では代理店のツアーは必要ないのでは?とも思える

代理店のツアーと個人手配の違い

まず、飛行機と違って、運行会社への直接予約はあまり便利な状況ではない

なので、代理店を間に挟むことになる

もちろん、すでにクルーズを経験しており、勝手が分かっているのなら、直接予約もできる

本当の意味での個人手配とは直接予約だが、特殊な例だと思うので今回は考えないものとする

では、代理店経由の個人手配とはなにか、というと

ツアーであるか否か、ということになる

ツアーでは、家から船までの移動すべてこみで、添乗員もつく

個人手配では、船までの移動手段と乗船チケットを自分で用意しなくてはいけない

さらに、乗船チケットを代理店に申し込む場合、同時に船までの移動手段を申し込むかどうかを選べる、個別手配というやつだ

ツアーと個人手配どちらがいいのか?

これは場合による

クルーズの場合はとくに、さまざまな条件が折り重なっている

発着地は?そこまでの移動手段は?船の航路、行き先は?船とキャビンのクラスは?乗客の国籍、客層は?食事は?オプショナルツアーは?クルーズ主催は運行会社か、チャーターか?言語の問題は?

と、普段の旅行と比べても選択肢は豊富で、それに対応できるだけのプランがクルーズには用意されている

なので、個人手配をするのなら、これらを取捨選択するだけの知識と時間がいる

ツアーでは、外国発着の外国船に乗る場合の移動の手配が含まれるのが大きな違いだ

これが問題なくできるのであれば、個人手配で良いように思える

他にも、添乗員の存在も気になる

船での公用語、英語などができるのであれば、添乗員はいなくてもいいだろう

英語はぜんぜん、というのであれば、船内新聞を読んだり、ダイニングでの食事ですら疲れてしまうかもしれない

とはいえ、日本発着の外国船クルーズの場合、添乗員はいなくてもいいかもしれない

理由としては、客船にもオプショナルツアーにも、運行会社に所属しているスタッフがおり、それらが優秀で日本人なれしており、片言の英語はもちろん、簡単な日本語が通じる場合が多い

それに、海外発着で飛行機やホテルを併せて手配しないといけない場合でも、添乗員がおらずとも、チェックインなどは定型的なやりとりなのでそうてこずる事もないだろう、最近ではWEBでの事前チェックインもあり、現地では簡単なやりとりで済む場合もある

とはいえ、海外旅行に不慣れだと、移動だけで疲れきってしまうかもしれない

目安としては

国内発着のクルーズであれば個人手配

外国発着のクルーズであればツアー

というのが無難な選択だろうか

個人手配とツアー、上記のことを勘案し、料金と手間、どちらをとるか悩むのもまた、旅行というイベントの一部である

横浜大さん橋

横浜を発着する客船はほぼ横浜大さん橋に停泊する

電車、バス、車ともにアクセスが良いが、注意点として、車だとかなり混むようだ

とくに、駐車場と、そこまであと一歩の手前の交差点はひどく、ここを通過するだけで30分以上かかることも少なくないそうだ、もちろん、そのあとの駐車や入庫手続きもあるので、1時間はかかるだろう

時間に余裕をもって出発しよう

また、24時間オープンしている駐車場は、1日1500円で(値上がりした?)、乗船客は優先して停めれるスペースが確保されているので、空き待ちの一般の車列ができていても係員に確認すれば通してくれる場合がある(確約ではないようだ)

乗船客は1000円*日数分の割引を受けることができる(1ヶ月間まで)、なので実質は1日500円だ

48時間以上の駐車をする場合には1F防災センター(駐車場と同じ階)にて申告

割引を受ける場合は2Fインフォメーションにて申告が必要になる

車を止めて整理券をとって、さっさと乗船手続き、ではないので注意だ

詳細はこちら

次ぎのプラン、と行きたいところだがそこはひとまず置いといて

次回はクルーズ旅行における基礎知識を書いていこう

旅行計画/クルーズ旅行/基礎知識
他のプランの詳細もみたいところだが、先に基礎知識を書いていこう ほとんどの客船で共通の、クルーズ特有の事柄について書いていく 前回 クルーズ客船というレジャー ...

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コメント

  1. ななし より:

    コスタはパシフィカ、アトランチカ、ディアデマ、どれも内側客室に鏡ありましたよ。
    一生に一回ならバルコニーつきをお勧めしますが、窓なしの1番安い部屋で十分です^^ 実際、船内で忙しいので、ほとんど部屋には居ないもんです。船内では、とにかくやる事がいっぱいあるんですよ。

    ただ、日本発着やアジアクルーズは個人的にはオススメしません。あまり楽しくないです。ノリも料理も。

    ホーランドアメリカはどの料理もルームサービスも見た目も良ければ、味も美味しいです。

    ノルウェイジャンはショーを楽しみたい方向けかと。

  2. さくさく より:

    情報ありがとうございます、記事に加筆させてもらいました。

    やはりショートクルーズでは客室にいる時間はあまりないですよね、色々な乗船日記をみても、みな忙しそうでした。

    アジアクルーズは・・・やはり本場ではないということになってしまうんでしょうね、そのぶん敷居は低いと思いますが。

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