2015/夏季/表銀座 縦走/山行記録 その1

2015年8月の第3週に
3泊4日で行ってきたテント泊、表銀座縦走のルートをできるだけ詳しく書いていこう。

予定されていたルート
1日目 : 中房温泉~燕岳~大天井岳(大天荘)
2日目 : 大天井岳~槍ヶ岳(槍ヶ岳山荘)
3日目 : 槍ヶ岳~大天井岳
4日目 : 大天井岳~中房温泉

しかし、実際には
1日目 : 中房温泉~燕岳~大天井岳(大天荘)
2日目 : 大天井岳~槍ヶ岳(殺生ヒュッテ)
3日目 : 槍ヶ岳~徳沢キャンプ場
4日目 : 徳沢~上高地BT

ということになった
ピストンを止めて、槍ヶ岳から上高地へエスケープしたのだ
なぜそうなったのか、というと
オーバーペース、積載過多、食糧選択のミス、などなど。
詳しくは追って書いていく。

記録を読む前に、装備一覧食糧計画を一読してもらえると、より理解できるかと思う。

2015年8月第3週某日
レンタカーを借りて群馬県から長野県は中房温泉へ向かった。
出発当日に食糧調達とパッキングをするという愚行により、登山口に付いたころには予定の5:00を大きく過ぎた7:00だった

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7:00燕岳登山口

5:00に出発して燕山荘に10:00着、の予定だったので急いで合戦尾根にむけて登りだす

30分後、第一ベンチに到着、コースタイムの3分の1の時間で着いた。
明らかなオーバーペースだ、汗もひどい。
靴紐を締めなおして菓子パンをひとつ食べて歩き出す。

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人気のコースだけあってすごい人だ
なかなか追い抜かせてくれない登山客にイラつきながら第2ベンチで一気に人数を稼ぐ、休憩はなしだ

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9:10
適当な岩があったので座って一枚
登山口からわずか2時間でこの標高感、このルートの人気にも納得だ

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9:23
合戦小屋に到着。登山口から2時間20分、コースタイムより30分ほど早い到着だ。
ここでザックを降ろしてちゃんと休憩をとることにする。さすがに飛ばしすぎだ。
名物のスイカを食べる。ぬるい、しかしなかなか甘くて美味い。
本来は手を洗うための水がポリバケツにあるようだが、このときは空になっていた、しかたなくウェットティッシュで手を拭く。
売店でオランジーナが売っていたのでそれで菓子パンを3つ流し込む、どうもカロリーが足りていない気がする。
休憩もそこそこに合戦尾根を登りだす

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歩き出して早々に槍ヶ岳が見え始める。
あの穂先に登るのかと思うとテンションがあがる。

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けっこうエグイ足場のクサリ

合戦尾根は北アルプス3大急坂と呼ばれるが、傾斜はそれほどでもないように思える、ただし足元は細かい砂があり、かなり滑る、その上クサリ場があったりとわりと危険だ。
人気のコースだからといって初心者向けというわけではないと思う。
もし、初心者の方で登ろうと思うなら、まずは時間と体力に余裕をもっていく事をお勧めする

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もうすこしで燕山荘、というところだが、とにかく階段が続く。
人によっては階段が嫌いだと思う、俺もそうだ、階段はないほうがマシだと思う、そんな人には責め苦としか思えないほどの階段が続く。

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10:46
ついに燕山荘に到着。
登山口からは4時間20分のコースタイムなので1時間20分ほど短縮したことになる。
当初の計画ではここを11:30に出て、大天荘に15:00に着く予定だったので、まあ概ね予定通りといえるだろう。

すでにかなりの人で賑わっており、テント場は満員のようだった。
これは大天荘も混むだろうな、と思い、残りの菓子パンを掻きこんで早々に出発することにする。
燕岳登頂と燕山荘の食堂での昼食は帰りに残しておく事にした。

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11:00
大天荘を目指して歩きだす。

槍を眺めながらの稜線歩きは素晴らしい。

しかし、気持ちいいのは前半だけで、後半からはけっこうなアップダウンが続く。

地図にクサリ、とあるがこの写真のことである。
写真では伝わりにくいが、切立った崖をまたぎ、とても道とはいえないところをクサリに頼って下る。
本来クサリは、滑ったときの保険として、手を軽くかけておくだけにするべきだが、ここはクサリを全力で頼らないと却って危険だろう、そういう場所だった。

また、ここに限った話ではないが、表銀座はやたらと虫(アブだろうか?)が多い気がする
それが鬱陶しくて頭を振った拍子にバランスを崩す、ということがあるので注意したほうがいい。

梯子を降りた、と思ったら今度はのぼりだ。
急激に高度を上げる、わずか6分で写真のような景色になる。

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13:31
ついに今夜の宿営地である大天荘に到着。
燕山荘から2時間30分での到着、1時間10分ほど短縮したことになる。
おかげでテント場はかなり空いており、特等席は空いていなかったが、それなりのポジションにテントを張ることができた。
登山口からわずか6時間30分、コースタイムだと8時間なので、明らかなオーバーペースだ。

くたくたでよく回らない頭でテントを張る。
15:00、時間としては早かったがとりあえず飯にすることに、
今回の登山での食糧計画で一番の重量物で腐りやすいローストビーフとローストポーク、それにワインを頂く。
美味い!
出発直前に作ったものだったが上手くいったようだった。
どちらも63度で2時間ほどの加熱だ(低温調理のまとめはこちら)ローストビーフはすこし硬くなっていた、しかし山にもっていくならこれくらいのほうが安全だろう。
意外だったのがローストポークのほうで、かなり美味かった
ほんのりと赤い部分もあったが、非常に柔らかく、かつ生っぽさもなく、美味だった。
ちょっと高い肉だったが、やはり肉の味は値段に比例する

食べ切れなかったローストビーフをご近所さんにお裾分けし、ワインを4割ほど残して寝ることに。
20時ころに目が覚めて夜空を見上げる。コンパクトカメラでは夜空が撮れないのが残念だった。
山荘の明かりがわりと遅くまで点いていたようで、それが気になった。

2015/夏季/表銀座 縦走/山行記録 その2
2日目 スマホの時計を見るとすでに4:30。 アプリが「目覚ましは鳴りませんでした」とふざけた文章を映している。

ルートの反省、総括はその3へ

2015/夏季/表銀座 縦走/山行記録 その3 と 表銀座縦走反省
3日目 7:30 気持ちを新たにして一気に下山する 20分程度で坊主岩小屋に到着。 さらに15分ほどで水場に。 ...
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