2016年夏季/剣、立山縦走/山行記録 その3

2日目つづき

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11時38分

一ノ越を出発

ここから室堂BTへ降りても良かったが、せっかくなので浄土山を目指す

浄土山まで歩けば、晴れて「立山三山縦走」となる

まずは富山大学立山研究所がある分岐を目指す

ここもまた広い稜線で歩きやすく、気持ちがいい

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12時

ほどなく到着、小屋と物見櫓があるだけで、とくになにかあるわけではないようだ

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左手に見える竜王岳がなかなか勇ましい山容

どうも向こうから来る人が意外と多いようだ

別山などより人が多い

この道を行くと五色ヶ原に続いている

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そっちはスルーして浄土山へ

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この辺は花がたくさん咲いている

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軍人慰霊碑まできたものの、はて、浄土山はどこだ?

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あたりをうろうろしてみると三角点がポツンと

なんだか、登った感じがしない

さっさと降りることにする

と思ったものの、下山ルートが見当たらない

一見ルートっぽい道が見えるが、ロープで区切られている

うろうろしてると登山者が2組ほどやってきた

?いったいどこから現れたのだ?と来た方向に行ってみる

すると、段差とハイマツで隠れてはいるが、山頂から見て室堂とは反対側に道があった

地図を見ると浄土山を過ぎて下る道まで一本道だが、実際はT字路になっていた

これは分かりにくい、看板も足元にひっそりと置いてあるが、文字は消えていた

登ってきた登山者も、浄土山はどこ?ここどこ?となっていたので、お互いに情報交換をしてから下る

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室堂側の道から見て、左が浄土山、右が立山研究所

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そして突然現れるガレ場

この辺はまだ歩きやすい

しかし・・・

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こういった腰の高さほどの段差になると急に降りにくくなる

幸い登ってくる人も降る人もいないので、マイペースかつ豪快に降る

もしテントを背負って、縦走の最後にこの降りに出くわしたら・・・

軽く心が折れるだろう

ストックが無ければ膝が折れるだろう

そんなエグい降りだ

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降り始めて6分、実際にはもっと長く感じる

下はまだ遠い

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12時46分

ちょうど20分で降り終わった、地図のコースタイムちょうどだ

こういったキツめの傾斜ではコースタイムはキツめに設定してある

俺はけっこう早いペースで歩く、それで20分ちょうど

実際なら20分を超える人が多いだろう

登りならなおさら、ここは30分ということになっているが、もっとかかるはずだ

この浄土山からの下りが今回の登山で一番危険だったかもしれない

腰の高さを超える段差がかなりある

「剣岳のついでに立山三山も~」などと軽い気持ちで登ると後悔するだろう

テントを置いてきて本当によかった・・・

どうやら降るところを下に居た登山者にばっちり見られていたらしい

ちょっと恥ずかしい

「いやー予想よりぜんぜんキツイですねー」

そんなことを話ながら室堂へ向かう

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最古の山小屋だそうで、中は博物館に

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初日では完全にガスっていて見えなかった室堂もようやく全貌を拝む事ができた

そしてキャンプ場に戻るまでに各ホテルや山小屋を覗きながら行く

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まずはみくりが池ホテル

ここの温泉に入るつもりだったが、風呂から上がった後に着替えがないので止めた

とりあえず各山小屋を覗きながらキャンプ場に帰り、それから温泉をめぐることにする

それにしても温泉が9時からというのはすこし遅い気がする

雷鳥荘

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外面は正直いってボロいが、中は広くて綺麗

フロントも鍵を置く棚があってホテルのようだ

コーラが安い!

しかし、温泉が空く時間が10時半からと遅い・・・

帰る日に立ち寄ろうかと思っていたが、ううむ

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雷鳥荘の裏は地獄谷になっている

昔は向こう側の稜線を歩けたようだが、今歩けば確実にガスで死ぬだろう

ここですら目や鼻が痛いし、深呼吸するとむせる

雷鳥荘では窓を開けることなどできないだろうと思う

写真を見返して気づいたが、これだけガスが濃いのに中央に緑がある

いったいどんな植物なのだろうか、コケだろうか?

周囲のハイマツは黒ずんだ紫色になって死んでしまっている

この周囲を通るときは万が一のためにタオルと水を用意しておこう

なお、ハンカチではダメだ、ハンカチを濡らして口元に奥とかなり苦しい

寝てる人の顔に濡れたハンカチを・・・なんていうミステリードラマがあったような、なかったような

この雷鳥荘から次ぎの小屋とキャンプ場までは、つづら折の階段でかなり降る

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かなり分かりにくい写真だが、キャンプ場から室堂を見上げて撮っている

気安く行き来できる高度差ではない

雷鳥沢ヒュッテ

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正直、外観はボロい

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ここは表に温泉成分が掲げてあった

加水も加温もしていないという、まさに温泉だ

浴室で42度ということになってるようだ、熱めだ

個人的に露天風呂なら43度まではイケる

雷鳥沢ヒュッテのすぐそばにロッジ立山連峰

どうも、同じ系列のようだ

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ここも入り口はボロい

あまり期待できない

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生ビールが安い

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500缶のビールが500円、安い

普通は800円以上する

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フロントの人にまた後で来るわーと言い残し、とりあえずキャンプ場へ向かう

キャンプ場に到着

着替えを適当なビニール袋につっこんでサンダルに履き替える

・・・今からみくりが池ホテルまで行って温泉?面倒だ・・・というか無理だ・・・

ということでまずはロッジ立山連峰へ向かう

かなりボロいが、大丈夫だろうか

改めてロッジ立山連峰

フロントで風呂の説明をうける

てっきいり石鹸はダメ、とか、あれやこれはダメ、と注意ばかりされるかと思ったがそんなことはなく

温泉が源泉をそのまま引っ張ってきただけで加水していないので自分で薄めてね、とのことだ

あと帰りにはかならず水道の蛇口を閉めてね、と

あたりまえである

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風呂の前にも注意書きが

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どうも小屋の奥のほうは改築してあるようで、綺麗

スリッパを履かずに素足で来てしまったが、気にならない

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綺麗だし、広い

ドライヤーまである

そして・・・

ボロいとか言ってすみませんでした!

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広い!それに綺麗!

こんな立派な風呂だとは・・・

シャンプーと石鹸まである

一日歩いたあとのシャワーの気持ちいこと

しかし湯気が熱すぎてのぼせそうになる、恐ろしい

広いのはいいが、この浴槽に水をいれて適温にするのはかなり時間がかかるような・・・

と考えていると表に出られるようになっていることに気づく

バルコニーか、気が利いている

これでのぼせずに済む、と表にでてみると

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まさかの露天風呂

これはいい!しかも温度もいい感じ

すでに水の蛇口があいている、だれか閉め忘れたようだが、ちょうどよかった

温泉は乳白色というより灰色に近い

湯の花が湯船のそこにたっぷり沈んでいるのが分かる

いろいろな温泉に入ってきたが、これほど「温泉」という温泉は初めてかもしれない

感動だ

身体を洗っているうちに水を全開でだしておけば、あとはかき回せばいい温度になりそうだ

正直、内湯は熱くて入れたものではない

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景色はこんな感じ、まあ、そこそこ

立山連峰が見えると良いのだが・・・まあそれでも十分気持ちいい

それにしても、こんな山の上でこれだけ豊富な温泉と水

なんと素晴らしい環境だろうか

いつかここら辺の小屋で働いてみるのもいいかもしれない

「いいお湯でした!」

と番頭さんに声をかけて帰る

あれ?熱くなかったですか?と

普段はもっと熱いようだ

さて、雷鳥沢ヒュッテの温泉も見ていこうか、と足を向けるが雲行きが怪しい

というかポツ、ポツときている

今は降らないだろうが、時間の問題のようだ

明日の帰り際に寄る事にして

500円でビールを買ってキャンプ場へ帰る

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15時57分

すこし早いが、晩飯

メニューは去年と同じ

ジョンソンヴィルソーセージとトマトソース

それにじゃがりこサラダ味のマッシュポテト

簡単に作れて美味しくハイカロリー、とても良い

ほどなくして、やはり雨がポツ、ポツ、と

テントの中で晩酌の続きをするのであった

3日目

朝5時

雨だ

もう疑いようのないくらいに

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「今日は一日雨だぞ」と空が語っている

不貞寝を決め込む

7時

十分に寝たし、雨脚が弱まったように感じたので撤収することに

風呂に寄りながら帰るつもりだったが、当然キャンセルだ

すばやく撤収する

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まずはテント内のものをすべてザックにぶち込む!

来るときより荷物が減ってるのにザックが膨れるのはご愛嬌だ

ザックカバーをかけて外のベンチに放置

こういうとき、ベンチや岩があると便利だ

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一気にテントをたたむ

テントをたたむのに掛かった時間は7分だった

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キャンプ跡地

こんな水浸しの上でも寝れるのだから、テントとエアマットは偉大だ

ペグの抜き忘れや落し物、忘れ物がないことをチェックしたら出発

意外と人が多い室堂BTに到着

駅員に「濡れたものは仕舞ってくださーい」とコンビニ袋より小さいビニール袋を渡される

駅員の無愛想さも相まって、イラっとする、これになにを仕舞えと?

当然、言われずとも雨具をザックに仕舞い、ザックカバーを絞って、ドライな状態にする

帰りのバスやケーブルカーは空いていて、快適に戻る事ができた

立山駅も雨

この後の富山観光が心配だ

とはいえ土壇場で肝心なときは晴れるので、あまり気にせず

相方を向かえに松本へ行くのだった

前回

2016年夏季/剣、立山縦走/山行記録 その2
2日目 夜になると星がでていた、晴れている 昼間から寝てすごしていた俺はもうそれ以上寝れないこともあり、出発することにした とりあえず雷鳥坂を登り剣御前小屋へ その時点で日...

次回

2016年夏季/剣、立山縦走/反省
さて、剣、立山縦走と題してみたものの、結局は立山のみとなってしまった あの天気では、それも仕方ないと思える まずは今回の登山計画を見返してみる うーむ、相変わ...

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