2016年夏季/剣、立山縦走/山行記録 その2

2日目

夜になると星がでていた、晴れている

昼間から寝てすごしていた俺はもうそれ以上寝れないこともあり、出発することにした

とりあえず雷鳥坂を登り剣御前小屋へ

その時点で日が昇ると思うので、天候をチェックしてから剣岳か別山を目指すことにした

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4時30分

普段なら登山者が活動を開始する時間だが、この日は俺のほかに動く人はいなかった

真っ暗な中、雷鳥坂を目指す

昨日とおった新室堂乗越には行かないように注意、ここの分岐は分かりにくい

雷鳥坂は予想よりずっと登りやすく、途中には石が綺麗に敷かれてる箇所もあった

しかし、真夜中に一人で初めての山道を登るのは、不安が募る

日の出が待ち遠しい

途中、2人の下山者と会った

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6時

難なく1時間半ほどで剣御前小屋に到着

日の出を迎える

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剣御前小屋はまだまだ就寝中のようで、静かだ

外にはベンチが無いので中で休憩しようかと思ったらなんだかルールが色々と書いてある

「持ち込みでの飲食はご遠慮ください」だと

なんだかケチくさい

外の大きな岩に座って休憩することにする

すこし寒い

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眼下には剣沢へ向かう道が続く

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菓子パンを食べながら剣岳へ行くか立山へ行くか考える

後立山連峰にはすでに重そうな雲が雪崩れ込んでいる

うーむ、どうにも気が乗らない、日の出見て帰りたい気分

とりあえず、別山まで歩いてみることにする

別山までなら、まだ剣岳へ向かう道があるし、そこでもう一度考える事にした

それにしても、この距離から見る剣岳は、すでに雪と岩の殿堂という謂れを体言している

もし仮に、あれを登っている最中に天候が崩れたら、最悪だろう

ここは慎重にいきたい

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6時40分

出発するとようやく日の光が当たるようになってきた

実はさっきから寒くて仕方なかった

思うに、雷鳥沢キャンプ場は地熱のせいか温かいようだ

夜でもまったく寒くなかった、寝袋いらずだ

そのせいで感覚が狂ったのか、汗をかいてそのままにしていたので寒い

本来は日の当たらない時間帯の北アルプスの稜線は寒いものだ

日光を浴びることで、ようやく人心地がついた

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刻々と姿を変える剣岳を楽しみながら進む

そしてすでに雲がわいている

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7時

別山と剣沢の分岐に到着

剣岳に向かうのなら、ここから剣沢へ下る必要がある

しかし、剣沢と書かれた看板が指す先はどうみても崖だった

人が下れる傾斜とは思えない

地図には急斜面と書かれているが、これを急斜面の一言で済ませられるのはヤギくらいだろう

近づいてもルートが分からない・・・

とりあえず別山山頂へ向かう、上から見ればルートがわかるかもしれない

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7時10分

山頂に到着

社がある

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後立山

綺麗な雲海だ

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三角点から室堂を望む

別山山頂はとても広く、山頂とは思えないほどだ

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後ろ立山に向かって広い稜線が続いている

その先に見えるのが北峰のようだ

北峰まで散歩してみる

池があり雪も残っていた

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日当たりがいいのにこれだけ残っているとは、不思議だ

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別山山頂を振り返る

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後立山連峰

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北峰山頂?

なにも書いてない看板が突き刺さっている

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剣岳がよく見える

しかし、見れば見るほど剣岳の山容はヤバい

いったいどこから登るというのだろうか

見てるだけでおなか一杯になる

さて、すっかり剣岳に向かう気を失くしていた俺は、すでに雲が出ている事を言い訳に剣岳登頂を見送って、立山三山縦走に向かったのだった

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7時30分

真砂岳へ向かう

パッと見ただけでけっこうな登り返しがあることがわかる

面倒だ・・・

どうも今回の登山、ノリ気ではない

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さくさくと下る

しかし、ごらんのように中々の傾斜

しかもザレている、かなり滑る

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そしてまだ下る

幸いにも、高度感はあまりない

とはいえ、幕営装備を背負って降りるのはシンドイだろう

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真砂乗鞍から真砂岳方面はなだらかな稜線に見える

とは云え高度差は100mほどある

真砂岳の手前で猛烈な便意に襲われたので、急遽、内蔵助山荘へ向かう

真砂岳山頂の手前の分岐をすこし下っていくと内蔵助山荘がある

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8時20分

どうやら掃除の時間のようだ

一目で清潔だなと思える山荘だ

玄関をくぐるとコンビニの入店音が鳴る、思わず笑う

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内装はかなり新しいように思う

今気づいたが、ペットボトルのジュースが安い

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そしてトイレが綺麗!

ここも改装したのかかなり新しい

こんな落ち着いた気持ちで大便ができるトイレはあまりないだろう

ありがたい

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すっきりしたので昼食をとることに

コーラがいまいち冷えていない

左に見えるのが別山、その奥にチラっと見えているのが剣岳

右奥が後立山連峰

なかなかいい休憩何処だ

ただしブヨのような、アブのような虫が鬱陶しい

こいつらはいったいなんなのだろうか、刺してこないものの、かなりウザい

かなり標高が高くても、居る場所にはかなり居るし、いない場所にはまったく居ない

おそらくハイマツが生息地なのだろう

たまにガレ場で顔に寄ってきたヤツを払おうと顔を振ってバランスを崩すことがある

本当に危ない

小屋の奥に展望台があるようなので見に行く

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これまたいい眺めだ

しかし下界は天気が悪そうだ

晴れていれば長野市の街並みが見えたりするのだろうか?

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そしてどんどん雲が湧いてくる

立山のうちのひとつである富士ノ折立が見えなくなってしまった

さっさと出発することにする

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9時

内蔵助山荘から5分程度で真砂岳山頂

あまり山頂という感じのしないところだ

さっさと次ぎへ向かう

この先、似たような写真ばかりで自分でもよくわからなくなってくる

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真砂岳山頂より富士ノ折立を見る

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10分ほどで大走りへの分岐に着いた

ここから雷鳥沢へ降りられるが、かなり急だ

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大走り分岐から富士ノ折立方面、ガレ場になりそうだ

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さらに10分ほど登るとこんな感じ

かなり急で、大きな岩がごろごろしている

手を使って登る場所も数箇所ある

途中、大きな岩に手をかけたところ、まさかの浮石

身体が後ろに傾きヒヤっとする

油断していた、危うく滑落するところだった

とても浮石には見えなかったが、スライドするように動きやがった

どんな岩だろうと、いきなり体重をかけるのは危険だと改めて心に刻む

・・・ということを毎回の登山でしている気がする

別山方面から立山を登る際は、この富士ノ折立への登りが一番キツイだろう

思っていたよりずっとシンドイ

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9時36分

富士ノ折立山頂に到着

息を整えて次ぎへ向かう

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山頂より長野市側

かなり切立っていて、晴れれば眺めがよさそうだ

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9時50分

15分ほどで大汝休憩所に到着

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ここも人はまったくおらず、空いている

声をかけて入ってみるも、まったくの無反応

写真だけ撮って外へでる

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大汝山山頂

富士ノ折立、大汝山、雄山

このひとかたまりで立山と呼ばれる山のうちで一番標高が高い

左下にさっきの休憩所が見える

けっこう高い

ガスってるので登頂はパス、ここもさっさと次ぎへ向かう

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ガレていて、どこがルートだか分からない道を行く

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10時14分

雄山に到着

雄山のみで立山という場合も多いようだ

ここから急に人が増える

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すごい、巫女さんがいる

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神社らしいいろいろなものが売っている

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社への道

頂上には宮司さんが見える

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ここもいい眺め

晴れれば富山湾も見えるようだが、あいにくの天気

これは剣岳を見送って正解だったと思う

それにしても子供連れが多い

ベンチのそばでボヤ騒ぎがおきていた

なんだか一気に騒々しくなってきた

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10時32分

一ノ越へ向かって下山

とにかく人が多い

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10時50分

三ノ越に到着

登りの場合はこの偽ピークで心が折れそうになるに違いない

常念岳の登りに似ている

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一ノ越はまだまだ下にある

斜面が見えないほど急だ

落石を起こさないように注意しながら降りる

おそらく今までで一番落石に気をつけた下りだ、とにかく人が多い

もし、小さな石だろうと、落とせばいずれかのい登山者に当たるだろう

万が一にもそんなことしたくないので、登ってくる人の上を避けて降りる

もうルートなど有ってないようなもの

幸い、稜線は広いので上がってくる人を避けるのは簡単だ

それでも、砂地で足が滑って石を蹴ってしまう

慌ててストックで石を押さえ込む、セーフ

こんなときもストックは役に立つものだ、素晴らしい

しかし、子供は元気だ、自分の背丈ほどの岩をぐいぐい登っている

もちろん、こっちに気づいていないので避けながら進む

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11時16分

一ノ越に到着

いい感じのベンチにて休憩

ここも虫が多い

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下から振り返るとこんな感じ

本当に人が多い

これだけのガレ場で、人も多く子供も多い

当然落石が起きる

実際、「ラクー!」という声が聞こえて焦った

雄山からこの一ノ越までは標高差が286mもある

また一ノ越はすでに高山病にかかりやすい標高だ

子供連れも多く、まるでハイキング気分の会話も聞こえてくるが、十分に注意して登るべきだろう

ヘルメットも有ったほうがいい

6時間運転してからここを縦走するというのも、中々にシンドイ計画だったと思う

長くなったので次回につづく

前回

2016年夏季/剣、立山縦走/山行記録 その1
旅行の荷解きもようやく終わったので、遅くなったが今回の縦走の記録を書いていく 今回はとにかく天気が悪かった これほどの悪天候の中での登山は始めてだった はたして、どこまで登る...

次回

2016年夏季/剣、立山縦走/山行記録 その3
2日目つづき 11時38分 一ノ越を出発 ここから室堂BTへ降りても良かったが、せっかくなので浄土山を目指す 浄土山まで歩けば、晴れて「立山三山縦走」となる ...

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