パッキングのしかたまとめ(改訂版)

登山でのパッキングのしかた

これはテント泊の際、雨天での撤収もすばやくパッキングできる方法のまとめである

軽量化とパッキング簡略化のため、スタッフバッグは極力使わないようにする

2気室の場合は仕切りを外して1気室として利用する、そのほうが重心が上がるのを防げるので、軽く感じられる

仕切りが不要というわけではなく、それ自体はドライバッグで行う

1気室、2気室ともに、下からアクセスできる構造になっているものが良い、これはテントを一番下に収納するためだ

他の荷物を入れたあとでも、テントの出し入れが後からできる、というメリットは大きい

これは雨の日のテント撤収で実感できるはずだ

このパッキングの肝はイスカ ウェザーテックインナーバッグ などのドライバッグ

これを使うことによって、ザックの中に隔離されたドライな空間を作る

そしてその外、ドライバッグとザックの間の空間に、濡れた装備を気にせずつっこむというものだ

これによって濡れたり汚れた装備を隔離できるので安心だ。

まずはザックにドライバッグを入れ、濡らしてはいけないもの、幕営地に着いてから取り出すものを入れていく。

概要は写真のようになる。(75Lのザックに対して80Lのドライバッグを使用)

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模式図

上側

歯ブラシなどの洗面用具
電子機器などの小物
ストーブ
燃料
クッカー
メイン食料(写真撮りわすれ)

エアマット
汚れた着替えなどを入れる袋
タオル
予備の着替え
シュラフ

順に説明していこう

まず、ハイドレーションに水を入れてザックにセットしよう。あとからいれるのはけっこう大変だ(写真とるときは完全にハイドレーションの存在を忘れてた、忘れやすいので注意!)

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次に、ザックにドライバックをいれ、そこにシュラフをスタッフバッグにいれずに直で入れていく(あとから入れる荷物で圧縮されるので適当で良い)

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そして着替え、タオルなど濡らしたくないものを入れたら予備のスタッフバッグなどを蓋をするように入れる
気休め程度だが、シュラフが上にせり上がってくるのを防ぐ

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最後にメイン食料(幕営地での食糧)、調理用具、洗面用具、電子機器類、などを入れて(重いものを下に)ドライバッグを閉める

ドライバッグのパッキングが済んだら今度はテントだ

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テントをザックの一番底にスタッフバッグなどに入れず、直で入れる。
(設営したあとのテントはできるだけ乾かして入れよう)
2気室のザックでメインコンパートメントに仕切りがある場合は外す

(画像だと白いのが仕切り、分かりやすいように外して外に出している。黒いのはドライバッグの底面だ)

こうすることでテントが潰され重心が上がることを防げる

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テントを入れたとこ、直接ザックに押し込むことでスタッフバッグに押し込む労力と時間を省ける。上にある荷物の重量で勝手に潰れてくれる

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テントのポールをこれまた直でザックの横のスペースに押し込む、ザックやドライバッグを傷つけないように注意

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ザックの一番上に行動食を入れる
俺の場合は菓子パンが入っている
他にミッドレイヤー(フリース)などザックを降ろして休憩するときに取り出すものはドライバッグから出して入れておく
小物を入れる場合は、そのまま入れるとドライバッグとザックの隙間に落ちてしまうので袋にまとめていれよう

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ザックの左右ポケットにレインウエア上下をそれぞれ、これまた直で入れる

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前面ポケットにサングラス、ヘッドランプ、日焼け止め、マルチツール、ペグ、を入れる、ここには天候などによってはすぐ出すものだが、頻繁に出し入れはしないものを入れる

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雨蓋にはファーストエイドキットを入れる。
これは自分以外の人でもすぐに見つけて使えるようにするためである

雨蓋には極力ものを入れないほうがいい、小物だからといっていろいろ入れると意外と重くなる、雨蓋が重いと本当に鬱陶しいし、バランスが悪くなる
本当に頻繁に取り出すのか?しかもザックを降ろさないとアクセスできないところに?
これをよく考えた上で入れるものを決めよう。

雨蓋の裏にポケットがあるなら現金を入れる。
どちらも防水、軽量化の点からジップロックに入れるのが良い

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ウエストベルトのポケットなど、ザックを降ろさなくてもアクセスできるポケットに地図とコンパスを入れ、一握りぶんの行動食(飴、チョコ、キャラメル、ナッツ等)をつめて(なければトレッキングパンツのポケットに)

最後に適当なベルトにサンダルを固定してパッキングの完成だ

なお、中が防水だからといって、ザック本体の防水を蔑ろにすると、雨に降られた場合ザックが水を吸ってかなり重くなる

安物でいいので、ザックカバーをかけよう

公共交通機関での移動時にも、ザックカバーがあると良いと思う

このパッキングを活用すれば雨の日の撤収作業でもテント内でドライバッグに荷物を詰め込み

それをザックの中に入れて外に出してからテントを回収すれば、殆どの装備を濡らさずに撤収できる

テントやレインウェアが朝露や雨に濡れてしまっても、寝袋や着替えが濡れなければ快適な登山を続けることができる

ぜひ参考にしていただきたい

細かく書いては見たが、ようは濡れてはいけないものと濡れてもいいものの隔離ができればいいので
このパッキングを参考に、各々のザックのタイプや、好みや、アイテムの使用頻度によって入れる場所、順番、色々試していただければ、と思う

写真に写っているザックはグレゴリーのバルトロ75

おまけ

クッカーをパッキングするときは中にクッキングペーパーを敷くと蓋がカチャカチャいわなくなるので良い
調理時のふきんとしても優秀

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おまけのおまけ

ストックの収納について

ザックを背負ったまま、ストックをすばやく着脱する方法を書こう

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まずザックのショルダーベルトに100均などで売ってるマジックテープで下側に輪を作る

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ピッケルホルダー(底についてる輪)にストックの先端を引っ掛けて

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マジックテープで柄を固定すれば

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さすがTG-860!こんな無茶な姿勢の自撮りでもなんともないぜ!

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この通り!
もちろんザックを降ろさずにストックを着脱できる

ただし後ろにすこし突き出しているので、振り返るときなどまわりに気をつけよう

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